西日本エレクトロニクス工業株式会社

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Works業務内容

無電解ニッケルめっき

無電解ニッケル加工は、膜厚を均一につけることが可能で、複雑な形状や精密な部品のめっき加工処理に適してします。
用途として化学機械工業、電気電子工業、自動車工業、精密機器工業など多く利用されています。
電気メッキとは異なり、通電による電子ではなく、めっき液に含まれる還元剤の酸化によって放出される電子により、液に含浸することで被めっき物に金属ニッケル皮膜を析出させる無電解めっきの一種であるとされています。

無電解ニッケルめっきの特徴

1、めっき厚の均一性に優れている。
無電解ニッケルめっきは、化学反応でめっきを析出していくので、めっき浴の循環などにより常に新しいめっき液が触れるところには、形状、サイズに関わらず均一なめっき厚が析出します。
2、耐食性に優れている
無電解ニッケルめっきは、P(りん)濃度が高まると非晶質になるので、結晶質の電気ニッケルめっきに比べ、耐食性に優れた皮膜が得られます。
元々被覆性が高いが20μm以上の厚付を行うと、皮膜上のピンホールなどの欠陥がなくなっていき更に良い耐食性が期待できます。塩素、フッ素などのハロゲン系のガスに対しての耐食性には秀でています。

無電解ニッケルめっき可能な素材

1、鉄素材 SS材・SC材・SK材・他

 



工程

1、銅・真鍮・ステンレス素材・その他の難素材



工程

2、 アルミ素材
一般的なアルミ合金(A5052材、他) アルミ合金ダイカスト(ADC12材、他)

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